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Windows 7 に Ruby 2.0 x64 を その5 ~EventMachine の問題と対策~

2014/5/13 追記 公式に修正が取り込まれました。gem も公開されていました。
なのでこの記事はもはや *無意味* です。

Windows 7, Ruby2.0 で guard-livereload を使おうと思い、インストールしようとしたら
EventMachine が必要といわれ、入れようとしたらビルドエラー発生。

ということで、EventMachine を修正してみました。
GitHub 上にソースをおいたので、以下のコマンドでインストールできます。
# プルリクエストしたので、そのうち取り込まれる……といいな。
2014/5/13 追記 マージされました。
gem specific_install -l 'git://github.com/u338steven/eventmachine.git'
specific_install をインストールしていない方は、以下のコマンドで用意してください。
gem install specific_install
# ビルドエラーを修正しただけだと、guard-livereload が変な挙動をしたので、
# 他にも、ちょこっと直しています。

修正した内容

以下 4 つのエラーに対処。
  1. undefined method `each' for "i386-mingw32":String
  2. error: conflicting declaration 'typedef _pid_t pid_t'
  3. rubyeventmachine.so (LoadError)
  4. guard-livereload の妙な動き(EventMachine が原因)
以下、修正内容をざっくりと記載します。
修正したソースの詳細を見たい方は、 GitHub 上のソース差分 をどうぞ。

1. undefined method `each' for "i386-mingw32":String

ある変数に配列が入ったり、配列以外が入ったりしていたのが原因でした。
なので、事前に配列かどうかチェックします。
    if ext.cross_platform.is_a?(Array) then
      ext.cross_platform.each do |platform|
        (略)
    end

2. error: conflicting declaration 'typedef _pid_t pid_t'

これは、ccoenen さんのパッチをそのまま流用してます。
pid_t が重複して定義されちゃってるので、#ifndef を使って定義済かチェックしてます。
c:\ruby\devkit\mingw\bin\../lib/gcc/x86_64-w64-mingw32/4.7.2/../../../../x86_64-w64-mingw32/include/sys/types.h:68:16: error: conflicting declaration 'typedef _pid_t pid_t'
In file included from ../../../../ext/binder.cpp:20:0:
../../../../ext/project.h:97:13: error: 'pid_t' has a previous declaration as 'typedef int pid_t'
In file included from ../../../../ext/project.h:151:0,
                 from ../../../../ext/binder.cpp:20:
#ifndef _PID_T_
#define	_PID_T_
typedef int pid_t;
#endif
ここまでで、ビルドエラーの修正は終了です。

3. rubyeventmachine.so (LoadError)

次は、実行時のエラー。
やっとビルドできたと思ったらrequire 'eventmachine'するだけでエラーが発生します。
Unable to load the EventMachine C extension; To use the pure-ruby reactor, require 'em/pure_ruby'
C:/ruby/lib/ruby/site_ruby/2.0.0/rubygems/core_ext/kernel_require.rb:55:in `require': 126: 指定されたモジュールが見つかりません。   - C:/ruby/lib/ruby/gems/2.0.0/extensions/x64-mingw32/2.0.0/eventmachine-1.0.3/rubyeventmachine.so (LoadError)
        from C:/ruby/lib/ruby/site_ruby/2.0.0/rubygems/core_ext/kernel_require.rb:55:in `require'
        from C:/ruby/lib/ruby/gems/2.0.0/gems/eventmachine-1.0.3/lib/eventmachine.rb:8:in `'
        from C:/ruby/lib/ruby/site_ruby/2.0.0/rubygems/core_ext/kernel_require.rb:135:in `require'
        from C:/ruby/lib/ruby/site_ruby/2.0.0/rubygems/core_ext/kernel_require.rb:135:in `rescue in require'
        from C:/ruby/lib/ruby/site_ruby/2.0.0/rubygems/core_ext/kernel_require.rb:144:in `require'
        from require.rb:1:in `
'
rubyeventmachine.so は存在してるのですが、依存関係にある libgcc_s_sjlj-1.dll と libstdc++.dll が
実行時に見つからなくてエラーになっています。

というわけで libgcc_s_sjlj-1.dll と libstdc++.dll を読まないようにするため、
ビルド時のオプションに、-static-libgcc, -static-libstdc++を追加します。
    CONFIG['LDSHAREDXX'] = "$(CXX) -shared -static-libgcc -static-libstdc++"
ここまでで、EventMachine が一応使えるようになります。

4. guard-livereload の妙な動き(EventMachine が原因)

やっと EventMachine が動いて guard-livereload を使えると思ったら、 guard-livereload 起動後、最初の数回だけまともに動いて、以降リロードされないという謎現象が発生。

ソースみまくったところ、EventMachine のソケットの後処理に問題がありました。
Windows のソケットは close じゃなく、closesocketで閉じます。
#define close closesocket
これには、なかなか気づかなくて、ものすごくハマりました。
最初の数回だけは動いていたので、GC が悪さしてるのか?とか迷走したり。
# 実際GC.disableすると、何故か普通に動いちゃったし。
# なんで普通に動いちゃったのか、いまだにわからない……。

ここまできて、やっとまともに guard-livereload が動きました……。
2014/02/22 | カテゴリ:Ruby | トラックバック(1) | コメント(0)
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